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歯科の麻酔③ 全身麻酔と精神鎮静法

全身麻酔

全身麻酔とは、点滴や吸入によって患者さんがすっかり眠ってしまう方法です。痛みや恐怖感などの治療のストレスを全く感じずに治療を終えることができます。                   全身麻酔を使う歯科治療は、その多くが大学病院の歯科や総合病院の歯科、口腔外科などで行われています。対象となるのは、高血圧や狭心症などの持病のある方、口腔外科手術を受ける方、知的障害や肢体不自由などの障害のある方のほか、歯科恐怖所や強い嘔吐反射のある方などです。入院をして行う場合と日帰りで行う場合があります。

精神鎮静法

精神鎮静法とは、患者さんによりリラックスして治療を受けていただくために、鎮静剤の静脈注射や、笑気ガスの吸入を行う方法です。精神鎮静法は、目覚めた状態でありながら、不安感や不快感、緊張を和らげます。そのため治療の際の患者さんの負担が軽減されます。痛みを抑える効果はありますが、完全なる鎮静効果はないので局所麻酔を併用しながら治療を行います。対象となる患者さんは、高血圧や狭心症などの持病をお持ちの方、口腔外科の処置を受ける方、知的障害や肢体不自由などの障害のある方、歯科恐怖症の方、嘔吐反射の強い方、などがおられます。

静脈内鎮静法|歯周病・口臭治療・インプラント|熊本の新屋敷津田歯科こども歯科

以上が歯科で使われている麻酔の種類でした。